お礼参り

先週のオニバスプロジェクトさんに引き続き、S君の卒論お礼参り第二弾は環びわ湖大学地域コンソーシアム主催の「環びわ湖大学地域交流フェスタ」。コンソーシアムから助成金もらったし、発表しなきゃね。ということでR谷大学。

ポスター発表会場。この集まりのテーマは「地域に根ざす人づくり」なので、ほとんどは地域のお宝発見とか福祉ネットワークづくりとか、社会系のテーマであり、S君の卒論は異色である。そこで、ポスターには自分のデータだけではなく、オニバスプロジェクトさんの活動紹介をふんだんに盛り込んだ。

アカミミガメがオニバスに与える影響の研究結果をポスター発表するS君。この直後、後ろの方で話を聞いていた年配の参加者の方2名が「…なんか難しいな…」と呟いて立ち去った。畑違いですみません。

ちなみに、ウチの大学で近江楽士副専攻をとっている学生たちには、このフェスタに参加してレポート提出することが課せられているとのこと。S君の話をメモする受講生。
この後の口頭セッションでは「地元学入門」のU田先生が世話人を勤めてくださり、「オニバスの例では、市役所も市民団体であるオニバスプロジェクトも、大学をどう使うかをよく心得ている。非常に成熟した大学地域連携の例ではないか」と総括された。まったくその通りで、今回の研究は委託調査ではあるけれど、お役所との関係にありがちな面倒臭さは本当に少なく、あちこちの関係者に研究の便宜を図っていただいた。ありがたいことである。
あと、S君の発表は、他の6団体と共に奨励賞を受賞しました。