読書の秋?

会議の後に隣の学科の新任教員Hさんと立ち話をした。専門分野は植物を用いた重金属汚染土壌浄化の研究というから、これからいろいろ相談に乗ってもらえそうである。有り難や。
今週は、授業準備の合間に十七歳の自閉症裁判――寝屋川事件の遺したもの (岩波現代文庫)を読みながらいろいろなことをつらつら考えている。勿論、専門家の間でも意見が分かれる難しい判決の事例だが、私の経験では、大学内の各種トラブルにも(教員の方が)関連性のあるケースは決して少なくないと思う。いずれ、大学の人権委員会などでも、こういう事例についての勉強会などを開いて、認知度を高める必要があるだろう。