帰宅

つくばの農林交流センターワークショップから帰宅。最初は、院生やポスドクに混じってオバサンが一人ぽつねんと受講する羽目になるのかと少々ドキドキしていたが、そうでもなかったのでほっとした。
今まで、遺伝子の基礎的な実験技法はポスドクのH井さんから習っていたが、系統樹をつくる手順の方はほとんど見よう見まねの域を出なかったので、今回のセミナーでようやく少々「足が地面に付いた」感じがした。系統を扱う最初の論文の投稿前であったのは本当に良いタイミングで、これでレフェリーから文句が来ても、慌てる度合いが比較的軽減された…と信じたい。琵琶湖のカワニナが陥っている状況は、まともに解析しようとするとえらいことになるようだが(二次交雑があるので)、少なくとも、こういうときに遺伝子と種分化の間にどういう関係が想定されるのかは遺伝研のSさんの講義でいくらか理解できた。もう一度、手持ちのデータを見直して、私の結果からどこまでものが言えるのかよく検討しよう。
ともあれ、shimotsukiさん、3日間どうもありがとうございました。

研修中最大のサプライズ。K瀬さんK村さん,ありがとう(感涙)。