東京→つくば

祭日@東京。駆け込みで東京国立博物館に「動植綵絵」を見に行ってきた。やはりかなりの人混みで、しかも予想したより小振りな絵なので(画面の豪華さから、なんとなく襖絵のようなサイズを想像していたのだが、実際には掛け物であるので一部一部はそれほど大きくない)、細かい描画のテクニックを堪能することまではどうにも無理で、オペラグラスが欲しかった。実物を見ると、写真で見る以上に、写実のようでデザイン重視(実際の形状を無視)、デザイン重視のようで何だか構図が変、細密な画法と手抜きのように荒い画法が混在しているなどの独特なアンバランスさが目に付いた。まあ、それが他の画家にはない強烈な印象の源となるのだが。
夜にはつくばへ移動して、明日から3日間缶詰で研修である。皆様、よしなに。