この1ヶ月半,最大の悩みといえば研究材料であるGenarchopsis goppoが見つからないことだった.それで,週末ごとに県内の河川を放浪してゲナを探していたのだが(揚げ句の果てにレンタサイクルで転倒),大学の近くで採れたヨシノボリからどうやらそれらしいのが出てきた.しかし,感染率は低いし,しかも明らかに湖沼型のGenarchopsis gigiも同所分布しているので,100%判別することができない.まあ,でもgoppoは抱卵数が多いので,比較的少数でも感染実験できるし,今シーズンを丸々棒に振るよりは実験を始めようかと思う.ただ,実験に使った親個体はあとで全部遺伝子みなくちゃだめだけれど.
しかし,今まではゲナなんてどこの川にでもいると思っていたけれど,いざ採集しようとするとあかんものやなあ.