女三人寄れば

昨日は卒論発表会,9時から18時まで30人の発表を聞いて,そのあとの飲み会ではサワー1杯で酔っ払ってしまった。もともとアルコールには弱いのだが,さらに弱くなったような気がする。そういうわけで日記も書けなかった。
今日は,大学の同期生T子さんが所用で京都へ来たので,長年研究室の事務員をしておられた動物生態の生き字引K子さんのお宅で合流。K子さん宅は大昔に一度だけ伺ったことがあるが,最近リフォームをされたらしい。お茶をたしなまれるので炉も坪庭も完備,いかにも京都の町屋らしいこぢんまりした風情を残したまま(西向きの窓にはもちろん京町屋の必需品ヨシズが下がっている),底冷えに備えて床暖房もあるすてきなお宅である。女性の暮らす家はこうでなくてはね,と大いに参考にさせていただく。
お昼ご飯とお茶をごちそうになりながら,それぞれの職場の情報交換と動物生態今昔の四方山話。というか,寄ってたかって古今人士の膾切り。いやいや,これこそまさに女の楽しみだね。
話は尽きなかったが昼過ぎにK子さん宅を辞し,T子さんはそのまままっすぐ鹿児島までの帰途についた。私は出町で宇治茶と豆もちを買い,本屋なども物色した後に帰宅。豆もち屋は相変わらず行列ができているが,心なしか以前よりちょっと味が落ちたような。