海からやってくるもの

宗像は海が近い。ときどき天候が急変するが、たいてい海から強風が吹いて雲が飛んできたり、また吹き飛ばされたりするものだ。
(岐阜も天気が変わりやすかったが、あそこは濃尾平野から吹いてくる熱風が山地に当たって上昇気流が発生するのだ。従って岐阜は雷銀座であり、そのうえ時々タツマキも発生する)
今日は昼過ぎにいきなり夕立と雷鳴があり、1時間も経たないうちにまた晴れた。すると、私の研究室は4階なのだが、雨上がりのちょっと涼しくなった空をバックに、なにやら無数に窓の外を通過していくものがある。
ここまで大量なのははじめて、というほど大量のウスバキトンボ御一行様でした。玄界灘を渡ってきたのでしょうか。