アユは6頭身、オヤニラミは3頭身

そういうわけで、アピアランスを変更しました。
3月に卒業して他大学に進学した学生がやってきて、秋の学会発表の打ち合わせをする。博士に進んでからの研究内容はこれまでとかなり変わってしまったようだが、とりあえず面白いと思ってやっているようなので、まずはよしである。彼女の今後の発展に期待しよう。
はらのむし通信に使える宿主の写真でいいのがない。寄生虫だけ写真を使うことにして、宿主は全部絵に描くことにする。魚は生態図鑑を見ながらそれらしく。甲殻類は、図鑑の絵はもろに標本だし(エビなんて茹でエビよろしく腰がまがっていて、生きたエビのポーズではない)、生態写真だと付属肢が半透明であまりよく見えないので、相当いいかげんな絵になった。哺乳類と鳥なら、図鑑で特徴だけ見て、あとは自分でポーズを取らせて描ける。子供の頃取ったお絵描きの杵柄である。
魚類を上手く描くコツは体形のアウトラインであることを実感する(ちなみに哺乳類は脚、鳥は肩と顔がポイントだと思っている)。オヤニラミとアユとフナとヨシノボリの輪郭をお手本なしでさらっと描け分けられるように、ちょっと練習してみようか。