ハラスメントの代償

某大学で助教を公募中なのだが、募集期間が延長されたらしい。つまりは期間中にほとんど応募者がいなかったということである。それは当たり前で、その大学では昨年アカハラで前任の助教が退職し、その後釜の公募なのだ。アカハラの主犯である教授はそのままだし、当該大学はことがネット上で公になってもそのことをもみ消し、公的な調査さえ行わなかった。このことは業界内では周知のことなので、だれも応募者がいないという訳なのである。さてどうなるか。箸にも棒にもかからないような人を採用するか、それとも結局応募者なしで、今まで助教が分担していた講義や実習を教授と准教授でカバーしなければならなくなるのか、今後が見ものである。