学会1日目

昨日の深夜にイルクーツク着。思ったほど寒くはない。空港でチェックインの際にチケットが預け荷物別料金であることが判明して別デスクで支払う羽目になったり(えらく時間がかかった)、なんのアナウンスもなしに搭乗口がしれっと変更になったり、もう既にここからロシア感が満載の旅の始まり。
今日は受付で各種手続きに1時間以上もかかり、ようやくプレナリーセッション。国際会議と言っても参加者の八割はロシア人で、アブストラクトも半分ぐらいはロシア語であるためかなりきつい幕開けだった。私達が調査をしているチャニー湖周辺で、水質汚濁とベントスの多様性の関連を研究していた方がいることが判明。同じロシア科学アカデミーでも研究施設が違うとあまり交流がないらしい。

午後3時からはしばらく国際会議主催のイルクーツク市内観光。これはバイカル湖からの唯一の流出河川であるアンガラ川で、前回のイルクーツク訪問時(2002年)にも来た記憶があるところ。水深は5〜6mもあるそうで、流れはとても早い。