審査会

D論発表会(副査)、修論発表練習,卒論コメント2本、生態学会講演要旨チェック。
さて今日のD論発表会は一階の院生T君。水田の生態学半分、農学半分といった内容で、実用面の方は私はさっぱりだったのだが、生態学関連の実験手法などについてかなりコメントを入れた。昆虫など陸の生物を主体に扱っている研究室では水生生物の実験手法はどうもピンと来ないらしいが、水の中には藻類やバクテリアがうようよいるので、操作実験はそいつらへの影響を十分に考慮してデザインを組まないと、予期せぬお邪魔虫のせいで結果がガタガタになるのは目に見えている。そこから来る不確かさを今後どのようにクリアしていくかを考察に加えるように依頼。