見込み違い

今日は川虫実習の日。ところが朝から空は冬のようにどんよりして、午後の降水確率は40%。これは時雨がくるかもと思ったものの、昼の時点ではまだ降雨はなかったので実習決行した。ところが実習を開始してわずか30分ほど、3地点目のサンプリングを行っている時点でとうとうパラパラときてしまった。とりあえず雨宿りのため橋の下に待機し、雨が上がったら作業再開しようと思ったが、タブレットで雨予報を見ると1時間ほど後に本降りの雲がかかりそうな気配。仕方なく撤収の指示を出し、残りの時間は大学で採集した3地点分のサンプル同定をした。ところが外を見ると、今にも振りそうな黒雲は襲来していたものの、結局夕方まで降らずじまい。雨雲レーダーで確認すると、湖西のへんで雨を降らせていた雲は琵琶湖上で四散してしまって、彦根までは到達していなかった。結局、もう少し粘れば今日中にサンプリングを終わらせられた可能性があったのに、また来週もフィールドに出かける準備をしなければならなくなった。天気の予測は難しい。