言論の自由についての再論」内田樹先生のブログから。
http://blog.tatsuru.com/2015/07/01_1542.php

教育ディベートでは「相手を言い負かすことではなく、審判を納得させること」が目的と教える。個人攻撃や発言時間の超過、相手の発言中の不規則発言はそれだけで反則負け。そして、審判をする学生はぼんやり聞くのではなく、どちらの言い分にどれたけの利があるかを冷静に判定する能力が要求される。18歳参政権が承認されたが、これらのルールと能力をきちんと身に付けた学生たちは、政治家や識者の討論や発言の妥当性も冷静に判断できるだろう。というわけで、恒例の環境生態学科1回生ディベート、来週の月曜日はいよいよ第一回目の試合、乞うご期待。