2日目

参加2日目.今日は最初に水田における生物多様性のフォーラムを覗いた.最初の主催者の趣旨説明の中で,水田の生物多様性を一言で「お米だけでなく、おかずのとれる田んぼ」と表現されていたのは上手いと思った.このキャッチフレーズは環境教育の場で実地に使えるし,ウチのFWの題材としても面白そうだ.「田んぼでどれだけおかずが調達できるか,チャレンジ!」とか。

国連食糧農業機関のM. Halwartさんの講演.アジア内陸の水田地帯では、田んぼでとれる魚やカエルなどの動物質が重要な食糧源になっているという話。勿論イメージとしてはすぐに納得できるが、実際に統計値として集めるのはかなり大変だったと思われる,貴重なデータ。

夜は国交省のサイドイベントを傍聴。パネリストはこれまたお馴染みの顔ぶれ。しかし、大会場の割に参加者が少なかったのがちょっと残念。
せっかくCOP10の会場に国交省の方がお見えになったので,例の生物多様性国家戦略の国交省関連部分の原案がひどすぎた件について、「良い研究成果があるのだから、政策にちゃんと反映させてください」とちらりと指摘してみた。

日は傾いてもブースはなかなか盛況である。ちびっこのお客さんが多いな(笑)。