今日は本年度第一回のディベートマッチだった。論題の「日本は建材の輸入を禁止すべきである」には、林業という長期的な視点の必要な産業の問題が含まれるため、政策を実施するまでのタイムスケールの設定が両班で食い違うと議論がかみ合わなくなる恐れのあるテーマだったが、それにしてはまずまずの展開になったと思う。両班とも、反駁に使う根拠資料が十分とは言えず、やや「売り言葉に買い言葉」になってしまった嫌いはあったが、最初の対戦ではまあ仕方のないことである。来週以降の対戦班はもっと上手に反駁ができるようになっていることを期待しよう。
今日は、今年からディベートを始めたと言う看護学部の教員4名が来聴した。その講評を聞いた限りでは、看護学部の学生のディベートとどのような違いが見られるのかは伺えなかったので、一度こちらからも傍聴しに行ってみたいものだが、まだ先方からの来聴許可は出ていない。もう少しプッシュしてみないとだめかな。