匂いの記憶

ある学部生が進学する大学院を検討中なのだが、先日、私が勧めた某大学の教員へ話を聞きに行ったそうで、その報告をしにやってきた(どこの大学とは言わないが、わかる人はわかってください)。院で研究をするに当たり、そこの教授から野外調査のポリシーのようなものを聞かされたそうだが、それを聞いて、私は、自分が修士だったときに在籍していた研究室の空気というか匂いの記憶が一気によみがえってきた(良し悪しは別として)。ま、あの人は一番指導教官の薫陶を受けていたメンバーの一人だけれど、それにしても20年たってもそのニオイが消えないとは強烈だこと。