斬新さも程々に

ウチの大学は知る人ぞ知る斬新なデザインの(言葉を代えればケッタイな)建物で溢れた大学である(その割に住み心地に問題が多いのは着任当初に書いたとおり)。ところで、O教授の話では、こんど工学部に新しくできる建物は、周りを直径10センチ、長さ30メートルの間伐材の柱でぐるりと取り囲むという案が出ているそうな。曰く「直射日光を避けるため」だそうだが、O教授に言わせると「オリの中にいるような気分になるんじゃないかなあ」。それより私は、台風が来たら瓦が飛ぶどころの騒ぎじゃなかろうと思うが。