若輩者

学生の成績つけや届いた文献の整理等、やっているだけで時間が過ぎ、国際学会の準備ははかばかしくない。
夜は前学長が何やらありがたい賞をいただいたということで、その祝賀会に出席した。前学長と言っても私にとっては隣の部屋の元教授であり、着任当初からとてもお世話になった先生であるから出席は当然のことであるのだが、それにしても出席者が前副学長とか現学部長とか事務局の上部の方とか、要するに偉いさんばっかりで、私より若いのは事務局のY君(前学長の最後の卒論生)だけだったのでかなりビビった。ともあれ、大学を定年退職後に学長を2期勤め上げたのだからそれなりのお年だが、今でもまったく意気軒昂なのは本当に恐れ入るというか、うらやましいことである。