湖北採集の旅


カワニナの不足分とヌマチチブの補充のため奥琵琶湖へ。新快速と駅レンタサイクルの完備のおかげで,非クルマ族にとってもだいぶ便利になった奥琵琶湖であるが,今日はN原駅でレンタサイクルを借りようとしたら係員がいない。N原駅には駅員がおらず,地元のシルバー人材センターの方が切符販売員と観光案内を兼ねて常駐しているのだが,あとで聞いたら平日の日中は業務連絡のため近江今津へ出向くことがあるということ。幸い,ちょうどS浦行きのバス(2時間に1本)があったのでバスでS浦へ行き,某国民宿舎でレンタサイクルを借りて採集地を回ることができたが,バスがなかったら駅で最悪1時間以上も足止めを食ったかもれない。まったく何のために駅に人を置いているんだか。
カワニナの採集をさっさと終えてI津へヌマチチブを取りに行く。去年と同じ場所で,ここは投網が打ちやすく,しかもヌマチチブ以外の魚がほとんどいないというよい採集ポイントである。ところが,今秋は個体数が激減し,今日もなかなか魚影を見ることができなかった。先日採集に行ってくれたS井君によると,夏に業者が入ってごっそり捕っていたらしいという話である。しかし,ヌマチチブを捕ってどうしようというのだろう。こんど,佃煮屋に行ったら,怪しい佃煮がないかどうか探してみようか。
それから,投網に数ヶ所穴が開いてかなりヤバイ状態になっている。急いで修理する必要があるし,スペア投網もあったほうがよいので購入を検討する。今の網は21節1200目,裾の重り4.1kgだが,私の身長と腕力だともう少し小さい方が扱いやすいので,今度は21節1000目,3.8kgにする。琵琶湖の波打ち際や近くの浅い水路などで打つ分には,重りは多少軽くでも支障ないだろう。
ちなみに,投網の問い合わせ先は土木研究所御用達のこちらのお店。投網の価格は,普通規格ので15000〜22000程度で,たぶん比較的安いと思う。
網と養殖 網源(つくば市)