宝くじの如く

気分を換えて,今日は湖西で投網持参の魚取り.5月に完全に空振りしたヌマチチブだが,今日はたくさん接岸していてまずまずの漁獲だった.ヌマチチブの産卵期ってヨシノボリよりかなり遅く始まるのかな.
帰って解剖してみたら,ゲナの感染強度がいつになく低くて,全く感染していない個体が多く,その代わりにほとんどの個体が大きなコイトを持っている.ゲナの実験をする身には非常に困るのだが,これだけ琵琶湖にシナヌマエビが増えれば,コペなど見向きもされなくなるのも道理である.少々げんなりしながら解剖を続けていたら,一番最後に解剖した大きなメスがゲナ100個体以上の大当たりで,余裕で感染実験ができることになった.