右往左往

国際学会の申込と報文の修正.しっかし,モントリオールのホテルって高いなあ.
報文の修正を今日中に終わらせるつもりだったのだが,何だかものすごく時間がかかって,とても無理だった.この報文は,海外旅行中に見つけた小ネタ的疑問を解くつもりで,軽いノリで書き始めたものだ.はじめ論文(短報)として英語で用意したが,編集委員とのやりとりで「”読み物”でいいんじゃない?」ということになり,日本語に書き直した.ところが査読者からびしばしとコメントが入り,それに対応するうちに.またまた限りなく論文に近いものになってきて(もはや短報ではない),編集委員から「”読み物”としては高級すぎ」と言われる始末.一応レフェリーの意見には従っているものの,「ここまできたらもう一度海外へ行って肝心要のデータを取ってこい!」とか言われそうな雰囲気になってきた.ただの小ネタなのに…とほほ.
教訓:今後は海外の博物館で面白そうな標本を見つけたら,そっと目を逸らすことにする.