職階のなぞ

大学の職階っていったい何なのだろう。
もちろん各大学によって職階が表す内容はいろいろ違うだろう。完全に業績だけで昇進が決まる大学もあるだろうし,ほぼ年功序列だけで決まっていく大学もある。教授にしか決定権のない大学もあれば,助手以上の全員が一票を行使できる大学もある。研究費に職階差がある大学もあれば,ない大学もある。もちろん,大学自体の研究レベルの差によって同じ職階でも事実上格差があるのは無論のこと。
ただ,どの大学でもまず共通しそうなのは,教授になれば確実に会議が増えるということだ。自身の研究が何よりも重要な人にとってはデメリットだ。このデメリットを補って余りある魅力が,上位職階にはあるのだろうか。給料の級があがること?研究費の増額?(自力で研究費のとれる人にとってはどうでもいい話だろう)人事権を行使できること?それがそんなに嬉しいのか?
今から授業,また後ほど。