大学教員のメンタルヘルス

思いつきのメモ。大学に就職するときは健康診断書を提出するのだけれど,このときにメンタル面も簡単に診断するようにさせてはどうか。小中学校の教員採用試験の時にはちゃんとあるし,スクールカウンセリングの制度もある。大学人がいかに専門集団であるといっても,研究所じゃないんだから本業は教育であるし,他人と絶えず接する職業である。教育に支障の出るような精神状態かどうか,最低のチェックは必要なんじゃなかろうか。
私はメンタル面で問題のある人物を教員にするなといっているのではなく,身体面の健康診断と同様,自己管理の材料にできたらいいと思うのだ。運転免許を取るときの適性検査みたいなものだ。待遇差別の原因になるという恐れがあるのなら,診断結果は本人のみに開示して,職場には「診断を受けました」という報告だけするようにすればよい。診断結果として自分がどういう種のストレスなどに弱いかがわかり,困ったときのためにカウンセラーの連絡先でも書いてあれば結構安心できるんじゃなかろうか。