ミジンニナ見つけた

25−26日は夜須高原少年自然の家での自然観察会。
いつも採集場所にしている穂波川遠賀川水系)はやや水深があるため,この時期に子供に虫取りをさせるには少々酷かと思い,別の川を下見に行った。そこは本当に山地渓流の姿をした川で,花崗岩質のため川虫は少なかったのだが,思いがけないものをみつけた。それが上記のミジンニナ類である。殻長1ミリ内外の微小貝で,水中の転石に点々と付いているのが認められた。分散力が少なく,地下水などにもよく分布するこれらの貝がいるということは,過去に荒らされたことがほとんどない川だということだ。おもしろいので福岡県の記録をちょっと調べてみようか,と思う。