律速段階

昨日、複写文献がなかなか届かないので図書館に「今度の土曜日に必要な文献を一月近く待っているのに、まだ届きません」と電話したら、今日の午後3本中2本が届いた。本当に、いったいどこの部署が律速段階だったのやら。
…なんだか、この日記を書き始めてからこういうケースに当たってばかりのような気がするなあ。サボりのレフェリーに当たったり、サボりの代理店窓口嬢に当たったり、…
※記憶って
やはりはてなで日記をしている同窓生N君のちょいとした記述で、10年以上前のしょうもない些細な記憶を呼び覚まされ、久々に大笑いをしたのであるが、こういうことってありますよね。
私が今まで、自分に妙な記憶が残っていることに最高に驚いたのは、こんな一件である。
私が就職して半年ばかりたった頃、学生時代のサークルの先輩から突然電話がかかってきた。この先輩、当時アムウェイ商法に嵌まっているという噂を聞いていたので、勿論適当にあしらった。しかし、以前は100人超のサークルに君臨していたエライ先輩(実際、下っ端の私は殆ど話したこともなかった)が、後輩の一人が就職したと知った途端「いい話があるんやけどな…」と猫撫声で電話をかけてきたのはなんとも情けなく、腹立たしい。人間、金もうけが絡むとこんなに浅ましくなれるものなのか。
と、一人電話機の前で感慨に浸っていると、突然、1回生の時にこの先輩にタバコ代300円を貸して、まだ返してもらっていないということを思い出したのである(10年前の話だ)。
記憶って本当に不思議ですね。こんなコマイ記憶がいったい頭のどこに残っていたのか、我ながら首をひねったものだ。
…というわけで、元京大オケ学生指揮のK先輩、今度会ったら300円返すこと!