大阪日帰り

大阪日帰りで淡水貝類研究会参加。一応新幹線沿線に住んでいるので,こういう芸当ができる。
面白かったのはモノアラガイとハブタエモノアラガイで自稔率が全然違うということ。どちらも雌雄同体なのに,やっぱりお相手がいないと駄目なモノアラガイと交尾すらしないハブタエ。もしかしたら後者は三倍体かもと思った。寄生虫も大概は雌雄同体だが,二倍体は要交尾で,高倍体は自稔するものが多いように思う。肺ジストマがその典型ですね。
はてな仲間の後輩I君が来ていた。何だかえらく痩せていたので吃驚する(ちゃんと旦那に食わせているかい,嫁さんよ?)。12月に行動学会で九大に来るそうなので,ウチのゼミで喋ってくれとお願いする。宗像にどっぷり使っている学生にはなかなか刺激がないのだ。
この研究会に参加すると,本題以外にもいろいろな情報が得られるのでありがたい。主として同業者のK籐さんからの情報であるが,忘れないうちにメモしておこう。
1,教員養成系で教官配当校費が一番高いのは福岡教育である。第二位が大阪教育大。
2,大阪教育大は来年3億円の予算削減,欠員未補充の講座も多い。もっとも減少する講座は11人から6人への大幅人数削減。
どこの大学でも大同小異だとは思いますが,うちも昨年度末にいきなり非常勤枠を半分にしろだの,それへの反発だので大騒動になった。結局非常勤は昨年度と同時間が確保されたし,今年度の研究費もほんのちょっとのカットだけで無事配分されたのだが,これってどこかにしわ寄せが行っているのかなあ?うーん,わからないことだらけだなあ。