秋の毛虫

やっと学会事務局からレスが来た。どうやらホテルは取れてるらしい。やれやれ。
ようやく秋らしい(陰鬱な)天気になってきた。天気予報では午後から晴れと言っていたのに,それを無視して一日中しとしと雨の宗像地方。宗像市,特にうちの大学周辺は,低い山が海へ突き出した地形のため,日本海からの風が当たって雲が発生しやすく,天気予報が全然当たらないのだ(今日の午後なんて,確かに雨が降っているのにアメダスのデータにさえ表されなかった)。福岡が裏日本であることを実感する。
雨の中,月曜の実習のため観察するものを探しに行く。9月16日の日記に書いたフクラスズメは,実はその後あまり増殖していない。よく見ると,今は4センチぐらいの小さい幼虫がついている。例年この時期にこんな小さい幼虫はいないので,9月の暑さのせいで一化よけいに育っているのかもしれない。だとすればこいつらがこの秋のうちに親になるのはきついだろう。ちょっとかわいそう。裏山は,以外と台風の爪痕が強く,竹が倒れて林道を塞いでいたり,直径10センチ以上もあるスギが途中からポッキリ折れていたりする。やっぱり風がすごかったんだな。