シンドラーのリスト

図書館の重複本や汚損本が来月処分される。その中には、実習でまだ使える図鑑などがありそうなので、生物の教員4人で本の救出に出掛けた。
今回の処分は書架のスペースを空けるためのもので、研究室に引き取られなかった本は焼却処分になる。古本屋に売れば数百万円は下らないであろうが、国有財産だからおいそれと売り払うわけにいかないという理屈はわかる。しかし、こちとらは本に愛着があるので、もったいないという以前に、本が燃やされるという事態に心が痛む。火中から本を救い上げたら、それはもらってもいいのかな。

それにしても、思わず拾ってしまった「大漢和辞典」全12巻+索引、研究室のどこに置こう…?(ぼろいけれども革背箔押の美装なり)