多言語国家の出版物

分類学というのはどんなマイナー論文でも先行研究を無視できないので、時々謎の言語と格闘する羽目になる(Google翻訳様々である)。サラエボで出版された論文が届いたが、本文は英語ではない。ボスニア・ヘルツェゴビナって何語?と調べてみたら公用語ボスニア語、セルビア語、クロアチア語と3つもあるらしい。今までカザフ語とかブルガリア語とかのマイナー言語論文は見たことがあるが、「使用言語がわからない論文」というのは初めて。論文の一部を打ち込んでGoogle先生に尋ねてみたところではクロアチア語ということ。やれやれ。