今日は、S水族館で飼育している○○が瀕死であるという連絡を受け,寄生虫の検体とさせていただくために院生のK(大)君と学部生のTさんと一緒に出向きました。これはS水族館と私たちの共同研究となります。

深麻酔した○○を飼育員さんに計測していただきます。
今日は異なる2種類を1匹ずつ解剖しました。1匹目の寄生虫はそれほど多くなかったので,これは楽勝かと思っていたら,2匹目が虫体100個体越えの大当たりで、結局標本の圧平と固定に6時過ぎまでかかってしまいました。幼若虫体も数多く採れたので,発達段階を記載することもできそうです。

仕事で水族館に行く時は、やはりバックヤードに入れるのが楽しみです。控えのリクガメさんたちですが、残念なことに大部分の個体が密輸で摘発されたものだということ。