作業開始日

朝から好天で気温高めなので起床してすぐに洗濯。ファデイハ湖の方からクロヅルの鳴き声がする。帰るまでになんとか写真をものにしたい。昼の最高気温29℃。
午前中はラボの立ち上げと研究の打ち合わせをして,ナターシャさんたちはフィールドへ感染貝の採集に。今年の感染率はまずまずらしい。
夕刻、トンボのオーリャさんに会う。今年は、6月中旬から私たちが来る直前まで、ずっと雨模様だったという話。道理で川の水位がとても高いわけである。昨日今日と好天なのは幸運なのだろう。
1種目の寄生虫を出す貝が必要数確保できたので,夕方から馴化スタート.気温の低い年はヒーターで水温を一定に保つことが出来るのだが、今日のような好天だと、実験室の室温が25℃以上になってしまうので,冷却が必要になるかもしれない。もちろんクーラーなどというものはないので、面倒だが人力クーラー(水温をチェックしながら井戸水を注ぎ足す)である。

所長が明日にはノボシビルスクに戻るというので,夜はシャシリクパーティー。初参加のM君、K(小)君は、さっそく所長と職員のユーリさんからのウオッカ攻撃を浴びる(ロシアにアルハラという言葉はない)。K谷さん曰く「撃沈される前に撤退するのも手だからね…」結局2人は生存しているのやら。