陸の孤島

朝から台風接近のニュース。白浜は台風の中心から遠いとはいえ、大型台風なので断続的に雨雲がかかり、激しい雨となった。乗船実習は中止で、陸から湾内の採水をするだけになったものの、学生の大半は作業でびしょ濡れになっていた。私は今日はほぼ非番なので、海外とのメールやりとりとプロポーザル地獄の続きをやる。
昼頃に小康状態になった嵐が、夕方に再び激しくなった。この実験所は、台風になると両側の道が通行止めとなり、陸の孤島と化す恐れがある。今夜は非常食料だけで耐えることになるかもと思ったが、幸い6時半頃になって雨は上がり、温泉入浴希望者が街へ出て買い出しをすることになった。それで、レトルトのご飯とカレーあるいは丼の具に、多少の惣菜やジュースを添えて、まともな晩御飯を食べることができた。やれやれである。