Bloody Saturday

家を出たところで自転車で転倒し、あごから着地してしまいました。病院へ行くと一言「ああー、縫わなきゃね」ということで人生初縫合を体験。もっとも処置を受けている間、「卒論でハタネズミに発信機を埋め込む手術をやっていたとき、最後の皮膚縫合中に麻酔が切れてきてネズミの手足が動き出し、それを押さえつけながら縫ったことがあったなあ…」と埒もないことを思い出してしまいました(念のために言っておきますが、野生動物には全身麻酔がかかりにくく、処置中に麻酔剤の増量をすることはかえって生命の危険を伴いますので、皮膚を数針縫合する程度なら、プロの獣医さんでも麻酔なしでやってしまいます)。幸い、ケガは正面からまともに見える位置ではなかったので、治れば目立たないだろうとのこと。心配していた顎関節は無事だったので、喋ったり食べたりはできますが、外出時はしばらくマスクが必要です。生態学会までに、なんとか普通の絆創膏で過ごせるようになると良いのですが…。
さて、これから家の中のスプラッタの後始末が面倒です。