水生生物センター 2008

今日から感染実験を始めるので、H井さん(車)、BBくんと大阪へ。途中、B博に立ち寄って、A山さんから試験魚を受け取る手はずになっていたのだが、受付で訪ねてもA山さんの所在がわからない。守衛さんが数カ所に内線電話をかけて、やっと、現在館内でガイド中らしいことが判明した。「水族コーナーのどこかにいると思いますから、探して下さい」と言われ、BB君と一緒に探索をする羽目になる。幸い、すぐに、水族コーナーの入り口付近でのんびりと佇むA山さんを発見した。私を見つけてA山さんの曰く「あれえ?僕がいなくても対応できるように、トラックヤードのところの職員に言っておいたんだけどなあ?」直接トラックヤードに行けなんて私は聞いてませんてば。とにかく、魚の準備はできていたので、トラックヤードですぐに積み込むことができたのは去年よりマシである。
77匹の魚を積み込んで、一路大阪へ。水生生物センターに着くと、トラックが出入りしてなにやら工事中である。見ると、裏手の養殖用プールのあった場所がすっかりビオトープに作り替えられていた。T中さんに伺うと、現在、水生生物センターの業務に養殖関係の項目がほとんどなくなり、環境関連ばかりになったので、不要になった養殖用プールをつぶしてビオトープと実験わんどとイタセンパラの保護池を造成中なのだとか。あとで聞いた話では、このビオトープには堺からオニバスを移植しており、今年は非常に生育が良かった由である。
そこから更に、感染実験を行う某施設へ移動。去年は渋滞に巻き込まれて1時間を要したが、今日は8分で到着した。昨年のワタカの実験では、実験中にかなりの魚が鳥に捕られてしまったので、今年はT中さんが用意してくれた鳥よけ網をイケスの上面にくくりつけた。これでなんとか一ヶ月もってほしい。

皆でイケスを投入する.
設置が終わって水生生物センターに戻った。H井さんとBB君は初めての来訪なので、職員のH松さん(一応、コガタさんの大先輩になるのかな?私は10年ぐらい前に会ったことがある)が展示室を案内してくれた。去年塩ビパイプの中で横になって寐ていたアユモドキは、残念ながらお亡くなり遊ばしたらしい。ちょっと悲しい。

水生生物センターにて.昔はべべもこんなに可愛かった.