見えた(泣)

@福岡。
持ってきた標本をこちらの微分干渉顕微鏡で観察した。
…お師匠様、見えました!…
福岡の顕微鏡と滋賀の顕微鏡はメーカーが違っていて(どちらがどうとは書かない)、ノマルスキープリズムの操作方法が違う。福岡の方は一つのプリズムを手で回転させて、一番コントラストの強く出る場所をアナログ式に選べるのだが、滋賀の方は複数のプリズムがあって、それぞれに光を通すか通さないかを操作する。滋賀の顕微鏡では、私の見たい器官(薄っぺらな膜でできた排泄嚢だ)にうまくコントラストをつけられるような光が得られなかったらしい(福岡の顕微鏡でも、うまく見える範囲はかなり狭い)。
ということで、明日はこの顕微鏡を解体して、滋賀へ発送するために梱包する予定。