日曜日。朝食後に低血糖気味でゴロゴロしていたらメールが来て「先週末で締め切りの例の件はいかがでしょうか」…それ何?知りませんよ?と思って慌ててメールボックスを漁ってみたら、ちょうど盆明けのメールサーバ切り替えの時期に依頼が来ていた。盆明けにこちらでアカウントの再設定をやり、盆休み中のメールはすべて新アカウントに転送されたものと思っていたが、旧アカウントに残ったままになっていたメールがいくらかあったらしい。午後には天気が悪くなるかもしれないので低血糖にムチ打って大学へ資料を取りに行き、休日返上で急ぎのお仕事開始。ほええ。
研究倫理教育はクイズじゃない
少し前,APRINという外注システムによる研究倫理教育を受けた人(別の大学の教員)が、「テストを(わざわざ)難しくしようとして破綻している感じがし、論点のすり替えらしいものも散見され、もやもやする」と感想を述べられていた。ウチの大学も数日前にe-learning による研究倫理教育が始まったが、受講した教員から早速「全体的に、テストのためのテスト問題になっているような印象。このまま答えるには抵抗がある」とクレームがついた。私はまだ解いていないが、見たところAPRINではなく自作の問題らしい(しかし、参考にした例題はどこかにあるだろう)。どうも、世の中の研究倫理教育はへんな方向に進んでいるように見えるが、いったいだれがこんなアホな教育システムを推進しているのだろうか。
只今実習中
前期の実習補講で半日対面授業。いつものプランクトンの観察だが採集時期が違うため(例年は5月だが、今年は8月)、オナガミジンコなどの見慣れない種もけっこう出てきた。植物プランクトンが少なく、動物プランクトンが多めなのは春のブルームが終了して表層栄養塩がなくなってきたからなのか。
プランターの野菜畑、普段は苗を植えているが、ひょっと気が向いてレタスの種を買ってみた(今高いし)。植え方について調べてみたところ、発芽温度は15〜22℃で25℃以上では休眠するとのこと。この猛暑と熱帯夜では当分芽が出るわけがないとがっかりしたが、休眠打破さえすれば育つようなので、水に浸した種をこっそり大学の顕微鏡室(空調22℃)に一日置いてみたらバッチリ根が出てきた。発根した種子を自宅へ持ち帰りプランターに移してみたが、これで育つかな。それとも大繁殖しているワラジムシに食われちゃうかな。