雨の間を突いて

大雨と花火の夜は明けて、水曜日はオンラインゼミ。ところが、今朝は一つ気になることがあった。ZOOMの主催者であるT先生は自宅勤務なのだが、自宅が川のそばにあり、しかも氾濫危険水位を超えていて避難勧告が出ている状態なのだった。しかし緊急連絡のメールも来ないので、ネットができないということではないらしい。もしかして史上初の避難所から実況中継オンラインゼミになるのか?と思いつつZOOMに接続すると、無事にT先生登場。やはり寸前まで避難勧告が出ていたのだが、10時頃にようやく水位が下り始めて解除され、自宅に戻ってきたばかりだということだった。ということで本日のゼミは無事終了。

響き渡る爆音

ということで今日は一日在宅勤務で、学生のレポートの採点、リモート授業(環境フィールドワークの顔見せ)、明日のリモート授業の準備。一部の教員は午前中に出勤して研究室に異常がないかどうか点検させられたそうだが、爆発物を素人に点検させちゃ駄目でしょうに。

ところが夜の8時過ぎ、琵琶湖の方から爆発音がドカンドカンと10回ほど響き渡った。おやまあホントに大学が爆発したのかしら、とTwitterで検索してみたらなぜか湖岸で花火を打ち上げていたらしい。その数分前までかなり強い雨が降っていたので花火だとは思わなかった。大学の隣にある市立病院の医療従事者の皆さんへのお礼の花火だったそうだが、なんとも絶妙なタイミングである。

暇人へのお付き合い

卒論生の就活にも目処が立ったようで、そろそろ卒業研究を本格的に動かしていくことになりました。今週は雨のためフィールド活動ができるかどうかはあやしいですが、飼育水槽や感染実験の準備を始めます。また、今週は漁師さんから私の研究用サンプル(魚)も届くので、久しぶりにパソコンから開放されてラボワークすることになりそうです。

と、やる気になっていたら本学に爆破予告があったようで、明日は学生の登校禁止、職員も出勤は午前中のみとなりました。と言っても授業はすべてリモートなのでまったく影響しません。例の大阪公立大の英語名称のからみで、滋賀大と滋賀県大のような国立大と公立大のペアで、なおかつ公立大の英語名称がThe University of XX Prefectureであるところに爆破予告をしているみたいですが(ニュースを見ると他に長崎大ー長崎県大、静岡大静岡県大、高知大ー高知県大が爆破予告されているみたいです)、ヒマな人もいたもんです。明日はそれにお付き合いで在宅勤務することになります。

後戻り

ウチの大学では現在、院生や卒論生が研究のために登学することは認められているが、この所の感染再拡大の状況を見て、自分のラボの学生には可能な限りステイホームするように指示した(生態学者の端くれとして感染動態というものはおよそ理解できる)。

初動画講義

トラップは何箇所かあったものの、授業の動画は無事にアップできた。しかし、アップロードしてから改めて見ると字が小さすぎて見づらそうとか、尺が長すぎてダレる等、いろいろ粗が見えてきてしまった。そこは次回から改善の努力をすると学生に約束。Youtuberへの努力は続く。