2日目

午前中はジョイントプログラム開始の事務手続きとオリエンテーション。いろいろな予定時間がちょっとしたことで次第にズレてくるので焦りがちなH先生を「フィリピンではユルユルしないとダメ」と諭しながら乗り切る。
午後は学部生に講義…の予定だったのだが、いつのまにかウチの大学と先方とのジョイントシンポということにされてしまっていて、先週慌てて内容を差し替えたという発表。6月の発表と同じ内容だったが、客層が違ったので許容されるだろう。ただ、フタを開けてみれば今回の聴衆の大部分は当方も先方も学部生だったので、もっと基礎的な内容にした方がよかったかもしれない。とにかく、これで今回のプログラムにかける労力の3/4は終わった気がして、ほっとする。
夕方、まだ明るかったので、M先生と学生たちと一緒に少しだけ学外へ出た。サントトーマス大の周囲はあまり治安がよくないので夜の外出は禁止、昼間でも必ずグループ行動と申し渡してあるのだが、少し外へ出たことで学生たちにも街の雰囲気がよくわかったのではないかと思う。コンビニでビールとつまみ、露店でパイナップルを買ってホステルへ戻り、今日フィリピンに到着したY先生も一緒にシンポのお疲れさま会。