好天続き

晴れ、朝の気温12℃。天気予報では午後から雨とのことだったが、南の風が強く、午前中に気温がぐんぐん上がり、午後3時頃には25℃を超えた。洗濯物は2時間ほどでパリパリに乾いてしまう。昼前のサンプリングで大型のモリニエラ、昼のサンプリングでプラギオルキスのセルカリアがはっきりしたピークを示した。4時ごろになって曇ってきたが、なんとかお天気は持ちそうである。2日間、1日にサンプリング5回、検鏡も合わせて約10時間の労働。あと1日、なんとか終日データを取りたい。
サーシャさんの学生が一昨日から39度の高熱を出している。この辺には通称Chany feberと言われる病気があって、3日間ほど高熱が出るのだという。フィールドステーションでは病院に連れて行ったりはせず、熱さましや薬草茶を飲ませるだけのようだ(ロシアの医療事情は悪く、そのかわりに「家庭の医学」的なものが多用される)。何の病気かとK谷さんに尋ねたら、多分ウエストナイル熱だろうという。これは、万一帰国後に発熱したら気をつけなければ。
昼前のサンプリング時にチョウゲンボウを見る。やっぱりツバメの大群にモビングされて追い払われていた。
昼ご飯に昨日の農家のスメタナブラックベリーのジャムが登場、クラッカーにつけて食べるととてもおいしい。このスメタナはまだ発酵が浅いようで、濃厚な生クリームの味がする。これスコーンにつけてみたいと切に思う。晩ご飯にはK谷さんがカルガット川で釣ってきたパーチのちゃんちゃん焼きが登場。