春は名のみの

4月からのFWの下見に、T先生H先生と一緒に出かけた。天気予報では雪の予想だったが、午前中なら大丈夫だろうと決行。

目的地はI上川上流。集落にはほとんど雪はなかったが、山を見上げれば残雪か新雪か、真っ白。

この辺の道路は年によって通行止めになることがあるため、今年の様子を確認に来たのである。川原を行くT先生とH先生。

川原に落ちていたイノシシの生首。地元の人が解体後に頭だけ捨てたものだろうか。あとで親がイノシシ猟をするという人から聞いた話だと、丁寧に解体するなら頭ごと持ち帰って頬肉なども取るそうだが、面倒ならば現地で血抜きした後、頭を捨ててしまうこともあるかもしれない、ということだった。

滋賀は「飛び出し坊や」の発祥の地だが、この辺の「飛び出しおばあちゃん」も味わい深い。