今日のカニ宴会で、「フィールドに仕掛けたトラップやエンクロージャーの中に入っていた、ありえないモノ」の話題が出た。これが皆結構経験があるのだ。卒論でイケチョウガイの研究をしているT君の場合は、養殖池の真ん中に作った隔離水塊（下は2mほどの水底まで、上は水面上50cmまで壁がある）の中になぜかウシガエルのオタマが泳いでいたり、魚の死骸が落ちていたりすることがあったのだそう。サギがそこに吐き出したとでも考えなければ説明がつかない。私は、市販の小型もんどり(所謂お魚キラー）を川に仕掛けたら、翌日、中に完全成体のウシガエルが鎮座していたことがある。どう見ても入り口より体幅の方がずっと大きく、どうやって入ったのか未だにわからない。でも、やっぱり一番の珍物は、卒業生U君の「川に仕掛けたモンドリにモグラ」だろうか。
