学科懇談会で、再来年度から改正予定の学芸員課程のカリキュラム変更についてN間さんから報告。ご多分にもれず必修単位の増加であり、しかも要求されている内容を見ると、新設科目には「博物館資料保存学」等々、実務経験のある人でないととても講義がつとまらないようなものが結構ある。つまり、専任教員を置くぐらいの大学でないと学芸員課程は置けませんよ、ということである。教職と同じく、これからは学芸員課程を廃止する大学が出てくるだろう。ウチは当面非常勤講師で乗り切るつもりらしいが、経費がもっと削られたらどうなるかわからない。