一昨日の台風で延期になったフィールドワークIIの調査区の稲刈りをした。週末にはコンバインが入って全面刈ってしまうので,今日しか作業できる日がない。後期の授業の合間を縫って出動できた学生は2名だけだったので,教員も手伝いをした。


稲束を担ぐ姿も決まっている。
ちなみに,この実習では,除草をほとんどしない不耕起栽培(もちろん無農薬)において,雑草がどれほどイネの生育や収量に影響するかを調べている。今日,稲刈りをしてみた感じでは,抑草が比較的うまくいっている田んぼでは除草の有無による差は小さいが,草のはびこった田んぼでは,稲束のかさが3/4ぐらいになっている。来年以降,一度ぐらいは除草(手押し車のようなもので苗列間の草を踏みつぶす)したほうがよいという結論になるかもしれない。