I上川のコモチカワツボ再び

今日は「かわんちゅ」のI上川観察会.一昨日の増水がまだ残ってはいるが,天気は上々の調査日和.

現地へ行ってまず驚いたことには,先月の関西淡水動物談話会の観察会で,水生昆虫のベテランの方々が何人もかかって探したにも関わらず,1個体しか見つからなかったコモチカワツボが,またごっそりと増殖している.1ヶ月も経っていないのに,どこから涌いてきたのかと思うような密度だ.先月,この場所は川の水量低下のため水たまりのようになっていたのだが,その時は河床間隙深くにでも隠れていたのだろうか.

魚類の方はなかなか豊漁で楽しめた.これはスナヤツメのアンモシーテス.ウキゴリは学生たちに「N700系」と呼ばれていたが,なるほどうまい表現だ.