ブラジルのカワヒバリガイ被害

ブラジルの研究者から別刷り請求。カワヒバリガイは日本とほぼ同時期にアルゼンチンにも侵入しているのだが,川伝いにブラジル・パラグアイウルグアイにもどんどん分布を広げていて,ブラジルでは生物の宝庫として著名なパンタナウ大湿原にまで侵入している。大陸の大河川では船がベクターになって上流へも運ばれてしまうのだ。ブラジルでのカワヒバリガイの密度は日本の比ではなく,抽水植物の根や茎にまでびっしり貼り付き,沿岸植生に大ダメージを与えているらしい。
http://www.icais.org/pdf/2006ppt/Mansur_Maria.pdf