夕が在り朝が在って今日も雪

タイトルの雪シリーズも、もはや意地である(笑)。
昼、猛吹雪の中、食堂に現れたのはB博のM畑さんとつかやんであった。何でも、B博の方でも冬期湛水・不耕起田の生物調査のプランが立ち上がっているらしく、ウチの大学の関係者に話を聞きに来たという次第らしい。
どういう研究なら行けそうかの見通しなどについて、思う所をしばし討論。イトミミズの調査をせんかと、つかやんから盛んに突かれたが、それをやるならまず、青森まで同定修業の旅に出る必要がある。私の予想では、無脊椎動物相は田んぼ毎のバリエーションが大きすぎるので、多分、耕作法による違いは出にくいのではないかと思う。それより、移動性の大きい脊椎動物(魚を除く)の方が、まだしも結果が得られそうだ。鳥とかカエルとか。
夕方、カワヒバリガイを投入した水槽のオイカワを1匹とりあげて剖検してみた。数は少ないが例の寄生虫はちゃんとかかっていた。残りの魚はもう少し感染実験を続け、外見的な病変が起こるかどうか観察を続けることにする。2,3匹、目がうっすら赤くなっている個体がいる。