間隙生物の採集法

昨日のTAFAの続きで、T門さんらによる間隙生物サンプリングのデモを見るために木津川へ行く。堆積物の構造を壊さずに採集するため、凍結コアサンプリングという方法を使う。砂の中に中空の鉄ペグを打ち込み、中に液体窒素をどぼどぼと入れる。すると、ペグの周りの土砂が瞬時に凍りつくので、それを芋掘りのごとくに掘り上げるという方法である。採れるのは主にメイオベントスだそうだが、細菌類なんかもいけそうな感じ。
帰りに、遠方へ帰る人々と一緒に京都駅へ出て昼食。I綿さんから、河川水温の長期変動(30年ぐらい)の解釈についてアドバイスしてくれそうな人はいるか、と聞かれたので、ウチの大学で探しておくとお返事。そのあと、お土産に鯖寿司を所望されたので、伊勢丹地下の食料品売り場へご案内した。しかし、いづうの鯖寿司ってずいぶん値上がりしたなあ。
明日は琵琶湖クルーズ、天気予報では風は大丈夫そう。