敬意を表して

夏休みにバイカルに医療援助に行かれたお医者さんが無事帰ってこられた。向こうの診療所の写真などを見せていただいた。チモシキンさん(イニシャルで書くほどのこともないね)とのツーショットも。
その他に,英語の論文の文面を写した写真が数枚。なんと,チモシキンさんが記載した新種をこのお医者さんに献名したそうで,その記載論文の写真であった。すごく嬉しそうに「で,どんな生物だかわからないんだけれど,浦部さん知ってる?」と仰るので,どれどれと覗いてみたら,やはり彼の専門であるプラナリアだった。プラナリアの記載論文って,分類のキーになる生殖器官(?)の周辺しか図がないんだなあ。
ついでに,この論文の前のページにあった別の新種は,籐女子大の川勝先生に献名されていた。どうやらチモシキンさん,世話になった人の名前を新種に付けまくっているらしい。彼はとても気遣いの細かそうな人だけれど(前にも日記に書いたとおり),そういう性格がよく出ている。
さて,私も記載論文書かなきゃならなくなったのだが,いつになったら取り掛かれることやら。