旅のお供その3

一昨日の荒天が嘘のように、昨日は引っ越し日和。宗像は、今まで私が住んだ中でもっとも空気のきれいな町であったが、昨日は特に雲一つないピーカンの空に城山の緑が眩しい。こういうお天気で最後を締めることができたのはうれしいこと(もっとも、3年前の春に着任したときは記録的な黄砂の歓迎を受けて、研究室の窓も机も真っ白けだった)。
今度の新幹線の連れは、昨年京都のTさん(自在置物のお宅の)からもらって庭に植えてあったシオンの株である。昨年は株が小さくて開花には至らなかったのだが、今年はなんとしても咲かせたい。
今朝彦根着、やはり福岡よりだいぶ寒い。比良山も伊吹山もまだ雪化粧しているので、そこから吹き下ろす風が雪の気を含んでいるような気がする。
…なんかこう引っ越しを重ねていると、困ったことにあまり感慨もわかない。特に、今回はむしろ帰ってきたようなものだし。
しかたないので引っ越し業者の批評などしてみる。サービスの具合や従業員の仕事の丁寧さからみて、今回頼んだ引っ越し専門のA社は可もなく不可もなし。前回のH社の方が良かった。運送業がメインのY社はあまりよくなかったです。