まだら落ち

予定通り台風、しかも朝のうちから交通機関のマヒが報道されているので、講義もないことだし自宅待機することに。9時にはJR九州全線ストップ、昼にはバスも止まる。しかし、風雨が本当にひどくなる前にさっさと運休してしまうあたり、九州人はやっぱり台風慣れしているというべきか。1月の大雪の時に比べて何だかとても手際がよい気がする。
さて、電話をして風雨の中電気屋に来てもらう。電気屋さんは部屋に一歩入るなり、「あ、ブレーカー落ちてますね」。…え?だって電気のつく部屋もあるよ?と思ってブレーカー板を見上げると、こんな小さいアパートの癖にそこには6つものブレーカーが。そして、そのうち3つが落ちている。それを戻して停電はあっさり解決。電気屋さんは2分でまた嵐の中を戻って行かれた。お手数をかけました(低頭)。
大抵のアパートや小さい家(要するにうちの実家)ではブレーカーは1つしかないと信じ込んでいたもので。でも、1個所でのショートで6個中3個のブレーカーが落ちるというのはどういう訳なんだろう?
そして、台風が最接近した午後3時過ぎ、テレビがブチッと切れ、今度こそ本物の停電が起きた。様子を見ていたら2,3分で復旧したので、またテレビを見ていたらまた「ブチッ」。結局、30分ほどの間についたり消えたり、合計6回の停電発生。
寝転がって先日古本屋で購入した本を読む。一応哲学や思想書を扱っている出版社から出されている本だが…でも、これは思想書というより、タダの昔のヨーロッパ某国アカデミーのスキャンダル暴露本じゃないかね?「(実名出しているから)他人の名誉のためにこのことを公表しちゃダメよ」などと言いながらしっかりこんな原稿を残している著者も著者というか、「こんな下らんヤツだったのか」と妙に親近感を覚えたりして。